メールアドレスから名前を抽出 – Excel、Googleスプレッドシート、またはあらゆるデータベースで

メールアドレスだけから人の名前を自動的に抽出できたら便利だと思ったことはありませんか?GenderAPIの高度なロジックを使えば、それが可能です。それ以上のこともできます。

ExcelGoogleスプレッドシートShopifyで作業している場合でも、独自のアプリケーションでAPIを使用する場合でも、この機能を使えば簡単に名前を検出し、性別を予測できます。


メール名パーサーを試してみよう!

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https://api.genderapi.io/api/email?email=emilyblack@email.com
{
    name:"emily",
    gender:"female",
    country:"US",
    probability:100,
    remaining_credits:10
}

注: ビデオでは、Excelの GENDER.FROM_EMAIL 関数を使って名前を抽出し、性別を予測する方法を紹介しています。

これは一例に過ぎません。この記事では、GoogleスプレッドシートShopify、そしてGenderAPIのAPIエンドポイントを含む他のプラットフォームでこの機能がどのように動作するかも取り上げます。

すべて同じロジックです。システムはまずメールアドレスから名前を抽出し、その後自動的に性別を判定します。


📚 目次


📸 出力のビジュアル例

こちらは実際の例です。GenderAPIがどのようにメールアドレスから名前を抽出し、性別を予測し、確率や国などのメタデータを提供するかを示しています。

GenderAPIを使用し、Excelでメールアドレスから抽出された名前、性別、確率、国を表示する例の出力

📊 Excelでメールから名前を抽出する

Microsoft Excel では、GENDER.FROM_EMAIL 関数や、GenderAPI Excelアドインが提供する組み込みのサイドバーツールを使って、メールアドレスから名前を抽出し、性別を直接予測できます。
ExcelでGenderAPIを使う詳細な手順は、こちらのチュートリアルをご覧ください:
GenderAPI Excelアドインを使ったExcelの名前のジェンダー判別方法

  • Microsoft AppSource からGenderAPI Excelアドインをダウンロードしてインストールします。
  • Excelの上部リボンにあるGenderAPIのロゴをクリックしてサイドバーパネルを開きます。
  • サイドバーからFind Gender from Email の方法を選択します。
  • メールアドレスが入力されている列を選択します。
  • 予測された性別を書き込む出力列を選択します。
  • (オプション)抽出した名前を保存する列を指定します。
  • 開始行と終了行の範囲を指定し、Start ボタンをクリックします。
  • または、以下の式を使うこともできます: =GENDER.FROM_EMAIL(A1, 1)
    検出された名前を取得したい場合は、第2引数を 1 に設定してください。

🟢 Googleスプレッドシートでメールから名前を抽出する

Googleスプレッドシートでは、GenderAPIアドオンを利用して、メールアドレスから名前を抽出し性別を判別できます。サイドバーツールを使う方法や、組み込みの =GENDER() 関数を利用する方法があり、柔軟に統合できます。
アドオンのステップごとの詳しいガイドはこちらをご覧ください:
GenderAPIを使ったGoogleスプレッドシートでの性別判定方法
=GENDER 関数自体の詳しい使い方については、こちらをご覧ください:
Googleスプレッドシート用Gender関数

  • Google Workspace Marketplace からGenderAPIアドオンをインストールします。
  • 拡張機能 → GenderAPI - Determine gender へ移動し、サイドバーを開きます。
  • Find Gender from Email の方法を選択します。
  • メールアドレスが含まれる列を選択します。
  • 予測された性別を書き込む列を選択します。
  • (オプション)抽出した名前を保存する列を選択し、Run ボタンをクリックします。
  • または次の式を使用することもできます:=GENDER(A5, "email", "", true)
    検出された名前も返したい場合は、第4引数を true に設定してください。

🛍️ Shopifyでメールから名前を抽出する

Shopifyでは、ニュースレター登録や一部の顧客情報がメールアドレスだけで構成されていることが多く、顧客情報が匿名のままになるケースがあります。これはShopifyシステム上よくある制限で、顧客が自ら名前を入力しない限り、誰なのかわからない場合が多いです。
GenderAPI Shopifyアプリ を使えば、メールアドレスから名前を抽出し、性別を自動的に割り当てることが可能です。数回のクリックだけで設定できます。
設定方法や使い方の詳細は、こちらのガイドをご覧ください:
GenderAPIを使ったShopifyでの性別判定方法

  • Shopify App Store からGenderAPI Shopifyアプリをインストールし、起動します。
  • 新規追加された顧客に自動的に性別を割り当てたい場合は、Auto Genderize オプションを有効にします。
  • 顧客に名前が登録されていない場合は、Nameize Emails を有効にすると、メールから名前を抽出し、それに基づいて性別を判定できます。
  • 既存の全顧客を一括処理するには、Genderize All Customers ボタンをクリックします。

📁 Excel または CSV ファイルでのメールから名前抽出(バルクアップロードツール)

バルクファイルアップロードツールは、GenderAPI が提供する中で最も高速かつ効率的な機能のひとつです。大規模なデータセットを扱うユーザー向けに特化して設計されており、数式ベースの方法と比べても大幅に時間を節約できます。実際、これは私たちが提供するツールの中で最速のシステムです。
詳細な手順は、専用のブログ記事をご覧ください:
GenderAPIを使ったExcel/CSVでの名前の性別判別方法

  • サインインし、https://app.genderapi.io/csv からバルクツールにアクセスします。
  • Find gender by email の方法を選択します。
  • アップロードボックスを使ってExcelまたはCSVファイルをアップロードするか、ファイルをドラッグ&ドロップします。
  • ファイル内の適切なワークシート(シート)を選択します。
  • どの列にメールアドレスが含まれているかを指定します。
  • Upload ボタンをクリックすると、システムがファイルを処理し、抽出したデータ(名前、性別、国など)が含まれるダウンロードリンクが生成されます。

📋 Airtable でのメールから名前抽出

GenderAPI の Airtable拡張機能を使えば、メールアドレスから名前を抽出し、性別を予測してレコードを充実させることができます。すべて Airtable のベース内で完結します。システムが自動的に、入力が名前かメールアドレスかを判別するため、手動で特定の方法を選択する必要はありません。
設定方法や詳しい使い方は、こちらの専用ブログ記事をご覧ください:
GenderAPIでAirtableデータから性別を判定する方法

  • Airtable Marketplace からGenderAPI拡張機能をインストールします。
  • 拡張機能を開くと、画面右側にサイドバーが表示されます。
  • 処理したいレコードが含まれるテーブルを選択します。
  • メールデータが入力されている列を選択します。
  • 予測された性別を保存する列を選択します。
  • 検出された名前を保存する列を選択し、処理を開始します。

🔁 ワークフロー自動化によるメールから名前抽出

Make.com、Zapier、Pipedream、Pabbly、Integrately などのノーコードワークフロープラットフォームを利用することで、メールアドレスから名前を抽出し、性別を予測するプロセスを自動化できます。これらのツールはすべて GenderAPI とシームレスに連携可能です。
下の画像は、サポートしている代表的なツールの一部です。
最新の統合ツール一覧はこちらをご覧ください:
統合ページ

  • 統合ページ にアクセスし、自分に最適なワークフローツールを選択します。
  • 統合ワークフローをインポートまたは設定します。
  • CRMやフォームツール、データベースなど、好みのアプリと接続します。
  • ワークフロー設定内でFind Gender by Email の方法を使用します。
  • ワークフローは、抽出した名前、予測された性別、国情報などを返します。
  • 返されたデータをワークフローの論理に組み込み、フィールドへ書き込んだり、連絡先を更新したり、次の処理をトリガーします。

💻 独自アプリケーションでのAPI経由によるメールから名前抽出

独自のバックエンドシステムを利用して、メールアドレスから名前を抽出し、性別をプログラム的に予測したい場合は、GenderAPI が提供する強力で柔軟な REST API を活用できます。
PHP、Python、JavaScript、Node.js、Java、C#、Ruby、Go など、幅広いプログラミング言語に対応しています。

はじめるには、まずAPIドキュメントのページをご覧ください:
APIドキュメント
次に、Email to Gender タブへ進みます。

  • リストの中から使いたいプログラミング言語を選択し、すぐ使えるコードを生成します。
  • プレースホルダ <YourAPIKey> を、実際のAPIキーに置き換えます。
  • 自分のデータベースにあるメールアドレスを使ってAPIを呼び出します。
  • レスポンスには、検出された名前、性別、国、確率などの情報が含まれます。
  • APIが返す新しい情報を、自分のデータベースへ反映させます。

注: この方法は、データベースの種類に依存しません。MySQL、PostgreSQL、MongoDB など、どんなシステムを使っていても、APIレスポンスをデータモデルへ接続するだけで利用可能です。